Sweet Time
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■207 / inTopicNo.1)  狼なんてこわくないもん
  
□投稿者/ 璃鈴 -(2003/12/07(Sun) 22:00:06)
    厳しくハードなお仕事の後の休暇・・・。
    それはとっても楽しく待ち遠しいもの。
    でも、今回はそうはならなかった。
    逗留先のホテルに着く早々、アラミスから緊急コール。
    提出書類の不備ということで、最初からやり直しを命ぜられた。
    ジョウは拒否したいのをグッと堪えて、命令を飲んでいた。
    自分のミスだからしょうがない。そう言ってドンゴに連絡してミネルバから資料を取り寄せて一人部屋に閉じこもった。
    いつもの買い物ならジョウかリッキーを連れて出かけるのだが、生憎ジョウはまだ部屋に篭って仕事中。
    今日もリッキーをお供にと思ったものの、今日はタロスが早々に連れ出していった。
    まあ二日間買い物にずっとつき合わせたから流石に三日目は逃げるよね。
    ということで、アルフィンは一人で行く買い物をすることにした。
    ランジェリーショッピング。
    これは一度ジョウをつき合わそうとしたが、絶対ダメだと怒られた。
    男の人がショップに入るのも外で待ってるのも恥ずかしくて耐えられないってことらしい。
    恋人同士で買い物にくるカップルもいるのに、これだけはジョウは譲らなかった。
    以来、ネットで取り寄せるか、自分一人で買い物に行くことにしている。
    そして、予定通り一人で出かけ、今しがたホテルに戻って来た。
    アルフィンは木製の重厚なドアを開けて、エントランスからリビングに入った。
    休暇の初日から仕事にジョウを取られてアルフィンは面白くない。
    そろそろ限界の三日目の夕方、リビングを突っ切って自分の部屋に戻った。
    手には一つだけ薄い紫色の大きな紐付き紙袋が握られている。
    早速、ベッドに上がって座り込むと袋に手を入れて中の物を取り出した。
    「やあん、これカワイイ♪」
    アルフィンが袋から取り出した物、薄いブルーのベビードール。
    レースをストラップ部分と裾に使っているが、胸元が立体裁断できっちりとアルフィンの体型に合うように仕立てられていた。
    他にも仕立てたのか、まだ袋の中には何枚か見える。
    アルフィンは今、取り出したベビードールを取り合えず横に置くと、もう一度袋の中に手を入れた。ごそごそと奥の方から二枚、黒いベビードールを引っ張り出した。
    一枚はシンプルなデザインのスリップ風ベビードール。
    胸元と両サイドが細い紐で結ぶタイプの身体の線がくっきり出るタイプ。
    もう一枚は甘いフリル一杯のベビードール。
    大きく開いた胸元へフリルが紅いリボンで手繰り寄せられており、前開きタイプのふんわりした動きが出るタイプ。
    まったく違うタイプだが、黒色ということもあり実用性を考えたが、考えた挙句購入することにした。
    いつも同じ様なタイプじゃワードローブの中がつまらない。少しぐらい大胆なものがあってもいいかな、そんな気持ちもあった。
    今までそういう大人っぽいランジェリー類は、憧れはあったが購入したことはなかった。
    どちらかといえば甘いタイプかすっきりスポーティなタイプが多い。
    でも、ジョウと関係を持つようになってからちょっとランジェリーにもいつも以上に考えるようになった。
    できれば、ジョウの好みが分かれば一番いいのだが、彼はあまりこの手の話題は得意ではない。
    なんでも可愛いと言ってくれる。
    それはそれで嬉しいが、年頃の女としては彼の前では綺麗に装いたい。
    例え、ベッドの上でも・・・。
    今回はその一つの試みとしてタイプの違うランジェリーに手を出してみたのだ。
    そして、どうせ見せるならブラやショーツよりもベビードールの方がネットで見た映像では美しく見えた。
    ふと、今日購入したベビードールを着て、少し彼を誘惑してみたい気持ちが沸き起こった。
    色々悩んだ挙句、今日は黒の甘いフリルいっぱいのベビードールを着ることにした。
    薄いブルーとどちらにするか悩んだが、今宿泊しているホテルの内装が薄い青系統で統一されていて、着ると部屋に溶け込んでしまうような感じがしたので思い切って黒を着ることにした。
    そうと決まれば、他のベビードールたちを袋に詰めクローゼットに仕舞いこんだ。
    決戦は夜、敵である仕事からジョウを取り返す武器は手に入った。
    今のアルフィンには、ジョウを奪うものは敵以外の何者でもない。
    後は実行あるのみ。
    ―――お願い!ちゃんとジョウのハートを射抜いてね、ベビードールちゃん♪
    アルフィンは黒のベビードールに軽くキスをした。

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■210 / inTopicNo.2)  Re[3]: 狼なんてこわくないもん
□投稿者/ 璃鈴 -(2003/12/07(Sun) 22:00:54)
    長い長い、そう、どれほど口付け合っていたのだろう。
    口付けられた隙間から唾液がアルフィンの顎を通って首筋に伝う。
    静かだが激しい口付けに思わず息が出来ないほどアルフィンは感じていた。
    アルフィンの唇から離されたジョウの唇は、首筋に幾つもの紅い痣を作りながら丁寧に腕や乳房に愛撫してゆく。
    でも決して着ているベビードールやショーツを脱がそうとはしない。
    生地の上からもしくはその隙間や外側を、肩、腕、掌、指先、胸、腰、大腿、脹脛、足の甲、足先まるで今、生れ落ちた子供のようにアルフィンの全身を濡らした。
    後触れられていないのは、もうショーツに染みが出来るほど濡らしている秘部だけだった。
    ジョウが一度身体を起こし、アルフィンを抱き上げた。
    ソファからベッドに歩いてゆくと、そっとアルフィンをベッドに降ろして横たえた。
    シーツの冷たさが心地よい。
    視線の先には服を脱いでゆくジョウの姿があった。
    逞しい腕や隆起した胸の筋肉が眩しい。
    全てを脱ぎ終わると、ベッドの上に上がってアルフィンの上に跨った。
    優しい瞳の彼が近づき唇にそっと触れた。
    彼の指が、胸元の紅いリボンをゆっくり解く。
    露になったふくよかな胸に肢体に紅い痣が鮮やかに彩られている。
    万を持して、ジョウはアルフィンのショーツを足から抜いた。
    秘部から溢れ出た蜜が糸を引く。
    もうアルフィンは快感に指一本動かせずにいた。
    ジョウのされるがままに軽く膝を曲げて大きく足を広げ、潤んだ秘部を彼の目の前に晒した。
    それだけでイキそうなのに、ジョウがそこに顔を埋めた。
    もう花芯が快感に紅く飛び出ている。そこをそっと口に含む。
    「はああああん」
    アルフィンの嬌声が一段と大きくなった。
    吸い上げると今まで動かなかったアルフィンがジョウの頭を上から押さえてきた。
    快感が強かったらしい。足を閉じようとして両脇から締め付けられるとそれなりに痛い。
    ジョウはアルフィンの両膝を掴んでグイと外へ開いた。
    これでアルフィンの腰がジョウの方へ突き出されるようになった。
    何度も吸い上げるとアルフィンは彼の髪を強く弄った。
    すぐ下の蜜壷からは絶えることなく蜜があふれ出し、舌を差し入れると淫靡な音が部屋に響く。
    アルフィンの腰が快感に打ち震えている。また絶頂に上ってゆくのか、嬌声が途切れ途切れになっている。
    ジョウは身体を起こして、そんなアルフィンの秘部に自分の物をゆっくりと押し込んだ。
    絶頂の締め付けに強く押し返されそうになるが、ゆっくりと押し進めた。
    奥まで突き当てると今度はその反対に腰を引いた。
    焦らす動きにアルフィンの腰が一緒に動いてしまう。
    寄せては返す波のように、ゆらゆらと快感の波に揺られている。
    ジョウがとうとう我慢しきれなくなったのか、腰の動きが少しだけ早くなった。
    絶頂から降りて来れないアルフィンは、身体に感じるジョウの動きだけが意識の中に存在していた。
    動きが一瞬止まった。
    解き放ったジョウの物がアルフィンを満たしてゆく。
    そしてもう一度快感の絶頂に押し上げられてアルフィンは意識を失った。
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■209 / inTopicNo.3)  Re[2]: 狼なんてこわくないもん
□投稿者/ 璃鈴 -(2003/12/07(Sun) 22:01:23)
    「きゃあっ」
    不意の出来事にアルフィンは構える間もなくソファの上に倒れこんだ。
    体制的にはジョウに組み敷かれた格好になる。
    上を見上げると、両手をアルフィンの頭の脇に置きジョウのアンバーの瞳が優しくアルフィンに降り注ぐ。
    少し挑発するために身に着けたベビードールだった筈なのに、視線を逸らさず見つめられて、アルフィンは無意識に両腕で胸元を覆った。
    今になって少しだけ後悔した。
    幾ら休暇中に急な仕事が入って構ってくれなかったからといって、まるでジョウを試すような行為に今更ながら自分の取った行動に自己嫌悪を覚えた。
    全てを見透かされそうな瞳にアルフィンの方がふっと視線を逸らした。
    「せっかく身に着けてくれたんだから、もっとよく見せてくれよ」
    決して抗えない力ではないが、ジョウの右手がアルフィンの手首を握って胸から外した。
    「ジョウ・・・?」
    「綺麗だな・・・」
    何気なく呟く彼の言葉にアルフィンは頬を紅く染めた。
    「まだ仕事、時間かかるの?」
    「いや・・・あと少しだが明日の朝でもどうにかなるさ」
    アルフィンの頬に軽く口付けをする。
    こんな姿を目の前にして、ジョウの心の中はアルフィンで一杯だった。
    「じゃ、仕事はもう終わりね」
    嬉しそうに微笑んだ彼女の笑顔にジョウは耳元で囁いた。
    「これからどうして欲しいんだ?」
    甘く囁く言葉に返答に困っていると、彼が少し寂しそうに笑った。
    「困らせたい訳じゃないんだが・・・」
    ジョウは組み敷いたアルフィンの上から降りようと身体を起こしかけた。
    そんな彼の腕を咄嗟に掴む。
    「えっと・・・優しく・・・して・・」
    潤んだ紺碧の瞳がジョウを引き止めた。
    その瞳に映るのは他ならぬ自分だった。
    ジョウは何も言わずにアルフィンを抱きしめ、紅く濡れた唇に自分の唇を重ねた。
    唇かアルフィンに触れるとすぐに離した。
    そしてもう一度、もう一度と繰り返し落とされる軽く優しい口付けに幸せな気分がアルフィンの心を満たしてゆく。
    二人の腕がどちらからともなく自然に互いの身体に廻され、温もりを感じた。
    幸せの喜びに今度は深く口付けた。
    アルフィンの舌をジョウが絡め取る。
    口腔内や歯列を優しく舌でなぞっていった。
    何時の間にジョウがリモコンキーを押したのか、照明が間接照明だけになっていた。
    明るかった室内が、ぼんやりと薄暗くなっている。
    それでも互いの肌や表情は充分に分かった。
    ジョウがアルフインのベビードールの上からそっと双房の頂に口付けした。
    優しく舌が這わされ、柔らかかった頂が固くそそり立つ。
    透けるとはいえ生地の上から口付けされるのは背中をゾクリとさせる。
    直接触れる暖かさと違い、もどかしい様な生地の壁に触れる肌が擦れて違う刺激を与える。
    ジョウの唇が頂を含みゆっくりと味わう。
    「あっ」
    もう触れられた生地は染みができて輝いている。生地を通して濡れた乳首はジョウの唇に含まれて快感が強まってきた。
    「あんっ」
    いやがおうにも意識がそこに集中する。組み敷かれた両腕を抗おうとしてもジョウの腕がしっかりと握って離さない。
    触れられた右の乳首だけが、ジョウと熱さを伝えてきた。
    「はうっん、くぅ」
    それでも、快感に背を逸らそうとすると余計にジョウに乳首を唇に含まれた。
    甘噛みする痛みが心地いい快感をアルフィンに伝えてくる。
    もどかしかった。
    もう三十分以上、ジョウは乳首を含む胸以外にアルフィンに手を出してこない。
    抱きしめたいのに腕を摑まれ、それさえも許されない。
    アルフィンに出来ることは、背を逸らすことだけだった。
    「んんっ」
    自分の秘部が疼くのが分かる。
    ショーツを外せばきっといやらしいぐらい濡れているはず。
    いつもは性急なほど自分を求めてくる彼が、時間をかけてゆっくりとしかし確実に絶頂の階段へアルフィンを押し上げてゆく。
    自分でも信じられないくらい感じている。
    こんなに優しく丁寧な愛撫で、ここまで焦らされて乱されるとは思っても見なかった。
    声を抑えようとしても自然に吐息が漏れる。
    甘い吐息を上げる濡れた唇、触れられない左の乳首、疼いている秘部が切ない。
    ジョウに触れて愛撫して欲しいのに、愛しい恋人は触れては来ない。
    アルフィンは足先に力が入り、脹脛が突っ張るのが分かった。
    抑えきれない絶頂がすぐそこまで迫ってきていた。
    腰がざわめき、秘部がキュッと収縮した。微かな痙攣を起こし絶頂がやってくる。
    「ああ・・・・ジョウはあぅ・・・んんっ」
    アルフィンは結局、ジョウの唇の愛撫だけで絶頂に上り詰めた。
    その痙攣が触れるジョウにも伝わってきた。
    愛しくて堪らない気持ちをいつもは性急な愛し方でしか伝えられないジョウが、自分の欲望を必死に押し殺して愛撫の行為だけでアルフィンに伝えたかった。
    自分がアルフィンを大切に思っていることを。
    掴んでいたアルフィンの腕を離し、身体を起こしてそっと彼女を抱きしめた。
    少し開いた唇に改めて口付けをする。
    舌を絡めていると、絶頂の高みから戻って来たアルフィンがジョウの首に手を廻した。
    互いの舌を貪る様に求め合う。
    甘い砂糖菓子のような口付けに、アルフィンは腕に力を込めた。
    “離さないで”の思いを込めて。

引用返信 削除キー/
■208 / inTopicNo.4)  Re[1]: 狼なんてこわくないもん
□投稿者/ 璃鈴 -(2003/12/07(Sun) 22:01:35)
    深夜、夕食にも出てこないジョウを心配し、アルフィンは簡単な食事を持ってジョウの部屋に行くことにした。
    タロスもリッキーもそれぞれに遊びに行ってホテルにはジョウと自分の二人しかいない。
    広い部屋に一人きりは寂しいので、部屋の隅でもいいから一緒に居たかった。
    そのため、着替えを一応用意してゆく。
    戦いの場は、ジョウの部屋。
    相手が出てこないなら攻めていくしかない。
    軽く深呼吸して、ジョウの部屋のドアをノックした。
    「今、いい?食事持ってきたの?」
    「・・・ああ、どうぞ」
    ジョウの返答を待ってアルフィンはドアをゆっくり開けた。
    部屋の中央のソファに座り込んで、ジョウはノートと辺りに散らばった書類と格闘していた。
    何かを呟きながら何度も頭を掻きつつ、キーを叩いている。
    部屋の奥のテーブルにトレイを置くとアルフィンは、ジョウの近くに来た。
    改めて書類とジョウの姿を見つめた。
    「まだしばらくかかりそうね?」
    「ん・・・ああ」
    優しく言葉をかけるが、適当な返事にこちらにも振り向かない。
    「ジョウ、リッキーとタロスが居ないから一人で淋しいの。ここで寝ていい?」
    アルフィンの問いにジョウは初めて面を上げた。
    そこには小さな荷物を抱えて立っているアルフィンがいた。
    遠慮がちに呟いているが、反対した所で彼女はここで寝るつもりなのだろう。
    「うるさくないか?それでよければ後ろのベッド勝手に使っていいぞ」
    それだけ言って、またキーを打ち始めた。
    「ありがとうねジョウ、じゃシャワー借りて先に寝るから」
    素直に礼を言うと、荷物を持ってアルフィンはシャワールームに消えた。
    淋しそうなアルフィンにかまってやりたいが、ジョウは目の前の仕事に思わぬ苦戦を強いられていた。
    半分以上は片付いたが、後もう少しの所で躓いていた。
    ふと、耳元に微かなシャワーの音が聞こえ始めた。
    アルフィンがシャワーを使い始めたらしい。
    このまま仕事を投げ出そうかとも思ったが、軽く頭を振ってジョウは気を取り直してノートに向かった。
    自分のミスで休暇に仕事をする羽目になったのだから、早く終わらせて少しでも休暇をアルフィンと楽しみたかった。
    しばらくして、アルフィンはシャワーを終えるとシャワールームを出て、そっとジョウに近づいた。
    必死で仕事をしているのか、後ろに立ったのに気が付いていないらしい。
    今のアルフィンの姿は、あの黒のベビードールにお揃いの黒のフリルのショーツだけ。
    ―――戦闘服をバッチリ着込んで準備はOK。さあ戦闘開始!
    そっとソファに座っていたジョウの首に後ろからアルフィンが手を廻す。
    流れる金糸が緩やかにジョウの肩にかかった。
    アルフィンに気づいてキーを叩いていた手を少しだけ止め、腕に絡んだ髪を見つめた。
    ジョウの頬にアルフィンが自分の頬を摺り寄せる。
    何も言わなくても一人で寂しいと身体で訴えた。
    二人の視線が絡み合った。
    突然、ジョウがアルフィンの右腕をグイと引っ張った。
引用返信 削除キー/
■211 / inTopicNo.5)  Re[4]: 狼なんてこわくないもん
□投稿者/ 璃鈴 -(2003/12/07(Sun) 22:02:15)
    カタ、カタカタ・・・。
    小さなキーを叩く音にアルフィンは薄っすらと眼を開けた。
    映るのは薄暗い天井だ。
    ゆっくりと左に首を振ると下だけズボンを着たジョウがソファに座って、ノートのキーを叩いていた。
    自分にはブランケットが肩口まで掛けられており、ショーツも履かされ、ベビードールもちゃんと胸元でリボンを結んであった。
    一瞬、あれは夢かと思ったが、アルフィンの肌に残された紅い痣に現実だったと思い直した。
    「ジョウ?」
    アルフィンは身体を起こしてベッドからジョウを呼んだ。
    「・・・んっ、まだ寝てろよ。こっちももう終わるから。すぐ戻る」
    窓に引かれたカーテンの隙間から、暁の日差しが少し見えた。
    自分は暫く眠っていたようだ。ジョウはどうなのかは分からないが。
    ベッドから降りようと足を動かそうとしたら、ジョウが呟いた。
    「ふう、やっと終わった。これで送信・・・と。OK!全部終了だ」
    ソファからジョウが立ち上がってこちらを見た。
    少し疲れている表情だが、仕事が完了して満足そうだ。
    そのまま、こちらにやってきてアルフィンの横に潜り込んだ。
    「疲れた、ちょっと寝るから後で起こしてくれ」
    「うん。あたしも、もう少し寝る。後で朝食一緒に食べようね」
    「ああ・・・」
    二人は互いに腕を廻して温もりを確かめ合うと静かな眠りの海に落ちていった。
引用返信 削除キー/
■212 / inTopicNo.6)  Re[5]: 狼なんてこわくないもん
□投稿者/ 璃鈴 -(2003/12/07(Sun) 22:13:23)
    あとがき

    今回も最後まで読了頂きありがとうございます。
    もう私にとっては極甘なSSになってしまいました。今回はAさんのためだけに作ったので、Jさんちょっと控えめになってます。
    タイトル・・・悩んだのよ。これほど悩んでタイトルつけたのって滅多にない。
    なんかしっくりくるのがなくって、仮タイトルが本タイトルになった。
    時々SS書いててデータ保存するために仮タイトルつけるんですが、今回は他に候補が浮かばなかった。
    ので、久々日本語タイトル。某アイドルさんの歌のタイトルもじってるのが人目でまるわかり(笑)
    そうそう、これ裏ランジェリーまつりSS版と思ってやってください。
    2003.12.07 璃鈴
fin.
引用返信 削除キー/



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