| 夜の9時頃 ミネルバのリビングでそれは起こった・・・
ミミーから「美味しいから飲んでみて♪」と送られてきた コーヒーが、味はコーヒーなのになんとも言えない甘い香りで 最近の俺らのお気に入り♪ で、今もソレを飲もうとしたら缶は空っぽ ストックがどっかにあるはずとキッチンの電気も点けずにリビングからもれる明かりだけを頼りに探してたのが悪かった いくら探しても目的の物が見つからない・・・諦めてアルフィンに聞こうかと思ってたところにドアの開く音
もしや?っと思って顔を上げると 金色の髪が見えた!ラッキー♪ って声をかけようとしたら
「ずるい・・・・」
アルフィンの声が聞こえた
・・・・ずるいって何が? 俺らまだ声かけてないよ リビングって誰か居たっけ??? 誰も居なかったような気が・・・ 独り言にしては何か変だと思っていると更に声が聞こえた
「さっきのルーからの通信は何だったのよ・・・ 私が気にしてたの知ってるくせに、聞いても適当に誤魔化して 自分は、気持ちよさそうにこんな所で転寝・・・」
転寝??? そっと覗いて見ると確かに兄貴がソファで気持ちよさそうに寝てる
俺ら全然気がつかなかったよ・・・
「ずるいわよ・・・・ 私の気持ち知ってるくせに・・」
確かに知ってるね・・・兄貴は・・てか ミネルバの関係者は全員知ってるし
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