| 「はぁ〜」 大きな溜息がミネルバのリビングに響いた・・・ さっきから何やら悩んでる様子の我らがチームリーダーのお子様 ずっと気になってたけど声をかけるタイミングってのが必要じゃん ここは兄貴分でもある俺らが・・・と思い手にしていた雑誌を置いて 声をかけた
「どうした?さっきから溜息ついて・・・悩みごとなら相談にのるぜ」
「う・・・・ん・・・ 実はさ・・・彼女の事なんだけど・・・」
彼女????ちょっと待て!確かこいつは10歳だったよな・・ それで彼女だと! 幾分顔が引きつりつつも何気なさそうに聴き返す
「彼女?お前・・・彼女なんか居たの?」 「うん・・・アラミスにね」
その瞬間・・・バサッと何かが落ちる音がした・・・兄貴・・・立ち聞きならもっと上手くやってよ
「へぇ・・・・アラミスに・・・それで」
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