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■1594 / inTopicNo.1)  準備はいいか、野郎ども
  
□投稿者/ シュラ -(2007/10/16(Tue) 23:06:52)
    アルフィンは自室で身なりのチェックに余念が無かった。
    この日のために得られるだけのデーターを集め、進行順路も
    シュミレートした。体調も整えた。
    (服は動きやすく着脱しやすいもの。ピアスは小ぶりで引っかかりの
    無いもの。靴はローヒール。バックは最小限の貴重品が入ればOK。)
    最後にいつもはサラサラと揺らしている金色の髪を今日は一つに束ね
    すっきりとまとめた。
    「さぁ、頑張って獲物をゲットするのよ!!」自分自身に気合をいれ
    ドアを開けた。


    居間では(えっとぉ・・・あの店の近くにあるカフェは2件で・・。
    そのうち1件は軽い食事もとれるっと・・。)
    何やらメモを確認しながら緊張した面持ちのリッキーの姿。
    今日の任務を気分良く済ませるには彼の役割も大きなものなのだ。
    そこへもう一人、出かける準備を済ませた男。ジョウがリッキーに
    声をかけた。
    「準備できたのか?」
    「あ・・うん。大丈夫。いつでも出かけられるよ」
    「上手く事が運べばいいな」
    「ほんとだよ。そうでないと残りの休暇が・・。」
    「確かになぁ。俺も残り三日はゆっくりしたいぜ」長めの前髪を
    かき上げながらジョウがぼやく。男二人が暗い雰囲気をかもし出している
    所へ、戦闘準備完了とばかりにアルフィンが姿を現した。


    「さぁ、二人とも時間よぉ。」
    アルフィンの掛け声で動き出すジョウとリッキー。
    「タロスぅ、行ってくるわねぇ」
    「あぁ・・ゆっくりしてきなせぇ」自室でくつろいでいたタロスに声をかけ
    ドアへ向かった。


    休暇中のジョウ達は大きなショッピングモールのある所に滞在中。
    しかもそのさなかに「バーゲン」中との情報がアルフィンの元へ・・。
    買い物好きの彼女の事。行かないわけにはいかないのだ。
    すぐにセール中の店のデーターを集めジョウとリッキーに荷物持ちの
    お供を頼みいざ出発となったのだった。お供を言い渡された二人は
    アルフィンの気合の入りように文句も言えず、リッキーにいたっては
    気分良く買い物が進むようにと、アルフィンが行くだろう店の周辺の
    チェックを怠らず、休憩できるポイントなどを調べ上げていた。
    一方ジョウは普段愛用のサングラスをかけることなく、アルフィンの
    周囲へ(邪魔な軟派男共へ)視線を投げるべく出かける準備をしていた。
    タロスもただのほほんとした留守番役ではなく、持ちきれなくなりそうな
    荷物が配送されてくる場合の受け取り係りなのだった。


    女性にとってのバーゲンセール それは「戦場」なのだった。
引用投稿 削除キー/
■1595 / inTopicNo.2)  準備は良いか、野郎ども
□投稿者/ シュラ -(2007/10/16(Tue) 23:09:15)
    あはは><久しぶりに書いたのがこんなんでしたぁ
    アルフィンは一体どれくらい買ったんだろう。
fin.
引用投稿 削除キー/



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