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■210 / inTopicNo.1)  君のそばで眠りたい
  
□投稿者/ ミルク -(2002/10/09(Wed) 02:06:26)

    深夜2時・・・・俺の手をしっかり握り、眠り続けるアルフィンがいる
    起きる気配も手を離す様子もない

    「一種の拷問だよな・・・・」
    おもわず呟く・・・・

    だってそうだろう、自分の惚れた女が目の前で無防備に寝ている状態で
    手が出せないなんて・・・・拷問と一緒だ・・・

    「でも、さすがに病人だしな〜やっぱり ヤバイよな・・・」

    抱きしめたい衝動を抑えながら呟く・・・・
    しかし、口に出した事で余計に抑えが効かなくなりそうだった


    ・・・・キスくらいなら・・・いいかな・・・

    ・・・・・・いいよな・・・キスだけなら・・・・・・

    キスだけだし・・・・

    ゆっくりと顔を近づける
    「頼むから、今は起きないでくれよ・・・」

    しっとりとした唇を味わう
    それで歯止めが効かなくなった


    「やばいな・・・・」
    さすがに相手は病人だと思うと無理もできない
    どうにか欲望を抑えつけようとしていると
    アルフィンが目覚める気配がした
    慌てて平静を装うと、ゆっくりとアルフィンは目を開けた

    後ろめたさから、ドキドキしながら見ていると
    アルフィンは、ぼんやりと天井を見つめたまま動かない
    しばらく声をかけようか迷っていたが
    起き上がろうとする気配がしたので慌てて止めにはいる
    「まだ、起き上がらない方がいい」

    すると俺がいる事に気付いていなかったようで
    アルフィンはいきなり大声をあげようとした
引用投稿 削除キー/



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