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■3 / inTopicNo.1)  Encounter of fate
  
□投稿者/ 名も無きゲーマー@Izumo -(2001/11/04(Sun) 18:50:12)
    「キーン!キーン!」
    鈍い音がする『刃こぼれしたかな?』
    『これが俺の最後か・・・』笑顔を作るつもりが笑えない。

    薄れ行く意識の中で、この世界の道標とも言うべき
    「カウンセラー」の言葉を思い出した
    『あなたには、外の世界はまだ早すぎます。』
    早く本物のモンスターと戦いたい!と言った俺に
    優しく少し困ったように答えてくれたものだ。
    確かにその通りだった。
    鳥や牛が行き交いする田舎町から飛び出した俺には
    酒場の人の多さ、宝石屋や武器屋の見たことも無い
    品々、ここに無い物は無いぞ!と言うぐらい商売人の
    並ぶフリーマーケット。
    でも、その中を足早に行き交う人々は、田舎者の相手など
    してくれはしなかった。
    なけなしの金で買った革の鎧と木の盾というみすぼらしい
    姿では誰も相手にはしてくれないらしい。
    そんな時間を何日か過ごしたある日『モンスターと戦って
    散って逝くのもいいかな?』と思いだし今日このアンデット
    の墓場へ来たのだった。

    「キーン!」
    『これが俺の最後か・・・』刀を持つ腕も上がらない
    意識が薄れた俺の頭の中に優しい声が直接響く
    『まだ大丈夫だよ』
    言葉と同時に光に包まれる俺の体、その横を音も無く
    通り抜ける炎の矢!左右を囲んでいたアンデッドども
    が耳障りな音をあげつつ崩れていく。
    『魔法・・・か?』
    「ほら!戦闘中に気をぬくな!とどめを刺しなさい!」
    呆けていた頭に叩き込められた声を受け、刀を振り下ろす。
    体が軽い先ほどの光はヒーリングの魔法だったのか?
    「うぉぉぉぉぉ!!」
    ガシーッン!
    崩れ落ちていく屍の向こうに先の尖ったメイジハット・
    真紅のローブ姿で微笑む女性がいた・・・

    『ようこそ!、偽善と欺瞞の世界ブリタニヤへ』

    ____________________________

    管理人さまへ
    こちら、だけで挨拶しときます。
    沢山の人が書き込んでくれるといいですね。(^^
    でわでわ
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