| 「えっ」
グイッと腕を引かれバランスを崩した私は そのまま、もつれるようにベットに倒れこむ 驚いて咄嗟に押し退けようとしても 鍛えぬかれたジョウの体はびくともしない ベットに押さえつけられ耳元で囁かれた
「愛してるから・・・・ だから、さっきみたいな悲しい事言うな」
さっきみたいな? 何のことか分からない
「何を言ってるの?」
・・・・恋人同士のつもりだから・・・・
ジョウの台詞から導き出される答えは ミミ−との電話? もしかして聞いてたの?
「ジョウ、それって・・・」
体にかかるジョウの重み 頬にかかる熱い息
「俺は結構、独占欲が強くて 嫉妬深いんだからな」
すねたような声 でもジョウ文章がバラバラよ
「それに・・・・・う〜自己嫌悪」
私からはジョウの顔は陰になって見えないのに 真っ赤になって照れてるのが分かる もぉ〜嬉しいっていうか、なんて言うか
・・・・カワイイ・・・・
何かもの凄くジョウがカワイイ 私はジョウにギュッと抱きつくと
ジョウの唇にキスをした
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