| そのまま街まで歩きつくと近くのゲームセンターにタロスとリッキーを見つけて楽しく?四人で飲みにいった。 まだ日は変わっていないので誰も姫の命令に逆らえない。 ワインで酔いの下地が出来ているので、勢いでアルコール度数の強い地酒を飲んだアルフィンは、酔いに紛れて要らぬ事を言ったリッキー目掛けて、辺りにある物を手当たり次第投げ始めた。 ジョウやタロスが止めるもリッキーは当たらぬよう逃げ回っている。 たまたまその流れ弾に当たった地元のチンピラと怒鳴りあいの喧嘩になって、何処から調達してきたのかアルフィンは怒りに任せてハンドバズーカをぶっ放した。 その余波でレストランを含めた五階建てのビルが崩壊、負傷者六百人を超す大惨事。 なんとかアルフィンを連れ出して、宵に紛れて逃げたものの休暇は即刻中止。 <ミネルバ>で夜のうちに、その星を脱出したのは言うまでもない。 あの大惨事の中、酔いが廻って眠ってしまったアルフィンの手にはしっかりとシャトー・ラフィット・ロートシルトのボトルが握られていた。 それを見てジョウ、タロス、リッキーは呆れ返るも、これぞ我らが姫君だと大笑いした。
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